コラム
古民家と庭、時を紡ぐ暮らしの記録|第3回 集い、愉しむ。炉づくりと草花の植え込み
2026/06/16
こんにちは、KURASUです。
みんなで少しずつ手を動かし、形づくってきた連載「古民家と庭、時を紡ぐ暮らしの記録」も、今回がいよいよ最終回を迎えます。
今回は、庭イベント第5回の「炉(ろ)づくり」と、第6回の「草花の植え込み」の様子をお届けします。
自然の素材に触れながら、みんなでこれからの暮らしを想像した、あたたかい時間の締めくくりです。
地元の石を積み上げて。みんなが集う「炉づくり」
第5回のテーマは、お庭の主役のひとつでもある「炉づくり」です。
エクステリアの業者さんにレクチャーをしていただきながら作業を進めました。
こちらは業者さんが描いてくださった、当日の資料です。

県内産の石を野面(のづら)積みにし、地面を少し掘り下げるようにしてつくる、自然豊かな炉のデザイン。
まわりには石の椅子も並びます。
イラストのイメージを膨らませながら、ご参加いただいた皆様とスタッフが力を合わせて石を配置し、立派な炉が完成しました。

さっそく火を熾(おこ)して、みんなで焼き芋をつくりました。
アルミホイルに包まれたお芋がパチパチと音を立てるのをみんなで眺めながら、炉を囲む時間。
ただお庭を眺めるだけでなく、「火を囲んでみんなで集う」という、
これからの豊かなお庭の愉しみ方を、ご参加の皆様と一緒に一足先に体感することができました。

寒い季節だったので、お茶もみんなでいただきました♪
緑と石が調和する、最後の仕上げ「草花の植え込み」
炉ができあがった後は、最終ステップである第6回「草花の植え込み」へ。

大きな石のまわりに防草シートを敷き、その上に丁寧に砂利を敷き詰めていきます。
ただ緑を植えるだけでなく、こうして石や砂利と組み合わせることで、
お互いの美しさが引き立ち、お手入れもしやすいお庭になっていきます。

水が溜まる丸い石の手水鉢(ちょうずばち)のまわりにも、そっと草花を添えて。
ひとつひとつは小さな植物たちですが、みんなでバランスを見ながら丁寧に土に植え込んでいくと、
お庭全体に生命力が吹き込まれ、一気にみずみずしい表情へと変わっていきました。
お庭づくりを終えて。
全3回にわたってお届けしてきた、お庭づくりストーリー。
第1回の「剪定レクチャー」で古い枝葉を整え、光を入れることから始まったこの計画。
石を積んだ炉の周りで火を囲み、最後に瑞々しい草花を植え込んで、
古民家モデルハウスのお庭が完成しました。
イベントにご参加いただいた皆様と一緒に、みんなの手を動かしてつくったからこそ、
石ひとつ、草花ひとつにもたくさんの思い出と愛着が詰まっています。
お家づくりと同じように、お庭もまた、年月を経て植物が育ち、石が馴染んでいくことで、
どんどん味わい深く育っていくもの。
これからこの場所で、どんなおだやかな時間が流れていくのか、今からとても楽しみです。
ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。
みなさんもお近くにお越しの際は、ぜひ新しく生まれ変わったお庭を覗いてみてくださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
《連載・古民家と庭、時を紡ぐ暮らしの記録》
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▶ 第2回 「自分らしい庭」を描く、水場と小径づくり
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