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コラム

【KURASUで暮らして1年インタビュー】家族の居場所がゆるやかに繋がる回遊動線の家

2025/01/19

 


書き手:安倍 めぐみ(KURASU 設計士)

今回の記事は、オーナー様への1年インタビューをお届けします📝


 

こんにちは。愛媛・松山市の女性工務店、KURASUの安倍です。KURASUでは「日々を暮らしやすく」をコンセプトに、お客様一人ひとりに寄り添った住まいをご提案しています。

この連載では、KURASUの家に暮らして1年になるオーナーに、今感じていることを聞いています。今回は番外編、暮らし始めて3カ月のオーナーに出来立てほやほやの自宅での暮らしぶりを伺いました。それではどうぞ!

 

オーナーさん情報:30代夫婦+1歳のお子さま

お家情報:松山市内/ご主人の実家に隣接する物件を解体し新築/3LDK 

KURASUを選んだわけ


―お家の住み心地はいかがですか?

満足のいく住まいが完成して、感謝の気持ちでいっぱいです。当初は、家づくりの情報誌でKURASUさんの物件を見て、その雰囲気が気に入って相談に伺ったのですが、直感に従って決断して本当に良かったです。

最初の相談では「特にこだわりはありません」とお伝えした気がするのですが、好きな海外インテリアの雰囲気や、参考にしている建築家についてお話する中で、少しずつ具体的な要望を引き出していただき、自然と目線合わせができたように感じています。

 

―最近のお家づくりでは、LDKを一体にして広い空間を作る方も多いのですが、Aさま邸ではLDKを分けた間取りをご提案しました。

「空間を機能で分けて、それぞれの居場所を作りたい」という希望を伝えさせてもらって、その理想を叶えてもらったと思っています。

キッチンは、来客の視線から少し離れた場所に配置して、生活感を出したくないと考えていました。リビングは、周囲の音を遮断して、自分だけの時間を過ごせるような「おこもり感」のある空間にしたいと考えていました。また、畳スペースでは、子どもたちが自由に過ごしたり、大人が読書を楽しんだりできるような、くつろぎの空間を設けたいと考えていました。

これらの希望を、回遊動線によってゆるやかに繋いでいただきました。家族の気配を感じながらも、それぞれの空間でゆったりと過ごすことができ、とても満足しています。

―そういってもらえてよかったです。

ぐるぐる回れる動線はとても便利です。それに、どこの空間も窓に面しているので自然の光が射しこみ、視線の先に木々が見えたりと、心地よい暮らしを実感しているところです。

 

暮らしやすさを生み出す細やかな工夫


―実際に住んでみて、使い勝手がいいなと思うポイントはありますか?

まず、家全体の動線がぐるぐる回れるような設計になっているので、家事がとても楽ですね。

玄関から直接脱衣所や浴室に行けるので、汚れて帰ってきてもすぐに対応できるのが嬉しいです。

洗面所を脱衣所と分けたのも、来客の方にも気兼ねなく洗面スペースを使ってもらえて便利なポイントです。洗濯物を見られる心配もなくなりました。

またそれぞれの空間に仕切りが少ないので、掃除機をかけるのも楽になりましたね。

―何通りもの動線があるので、用途に応じて使い分けていただいているんですね。

そうですね。玄関も来客用玄関と家族用玄関があって、散らかりにくくなりました。

来客の方には洗面スペースからリビングへと、キッチンやダイニングを通らずに案内できるので、ストレスが少ないですね。

 

―収納スペースがほしいというのもご要望でしたね。

子どもが小さいからこれから収納ももっと必要になるなと思っていたんですけど、使い勝手のいい場所に必要なスペースを作ってもらっているので、そのあたりも便利に暮らせています。

またウォークインクローゼットを脱衣室と寝室の間につくっていただいたので、日常の動線の中で着替えもスムーズで使いやすいです。

―回遊動線を取り入れつつ、スイッチの位置やカーテンの高さを調整したりと、部屋が狭く感じられないような工夫もさせてもらいました。

目線より少し低い位置にスイッチをつけてもらったので、視界を邪魔せず、部屋が広くすっきりして見える気がします。

ダイニングのカーテンも、天井付けにしてもらったので、すごく空間が高さがあるように見えますね。

 

ワクワクできる家づくりができた


―お話を聞いて、ご満足いただいているようでよかったです。

KURASUさんとのやり取りはとてもスムーズで、思い返せば「それはできません」と言われたことはたったの一度もありませんでした。

予算内で実現が難しいことでも「どうすればできるか」という提案をしてくださって、こちらもワクワクしながら家づくりができたなと思っています。

インターネットでいろんな画像を見ては、「これいいかも」と思ってよくお見せしたんですけど、何でも興味を持って話を聞いてくださって嬉しかったです。

 

―こちらも楽しいお話を聞くのがいつも楽しみでした。

旅行先の鳥取で「これだ」という扉を見つけて、写真を撮ってお伝えした時も、イメージに合うように造作してもらって。

理想とこだわりが叶った家になりました。

 

―聞かせていただき、ありがとうございました!