古民家
築120年の造り酒屋を現代町屋に
古民家
築120年の造り酒屋を現代町屋に 造り酒屋を営んでいた、築120年の古民家をリノベーションしました。
建物は、商いの場所であった表土間と、家族の生活スペースが通り土間でつながる伝統的な町家建築。梁や柱などの木組みや天井は古材をそのまま活用し、往時の佇まいを再現しています。
美しい日本庭園を臨む縁側は、老朽化の進んでいた床を無垢材「あずみの松」に張り替えるとともに、窓ガラスをペアガラスに入れ替えるなど断熱施工を実施。床下と天井にも断熱材を入れています。
キッチンや水まわりは使い勝手を優先し大幅に変更。ステンレスのL字造作キッチンにタイルのあしらい、タモ無垢材の造作カウンターなど、異素材を巧みに組み合わせて、おしゃれに整えました。
キッチンの隣の和室は現代の暮らしに合わせてフローリングに張り替え、LDKを構成。洗面台や浴室も木材をふんだんに取り入れ、和モダンな趣を感じる空間へとアップデートしました。