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寸法体系

2022/06/28

木造の住宅で使う寸法基準(モジュールといいます。畳の短辺長さにあたる一コマ基準です。)、クラスの新築住宅は910モジュールが多いですが、リフォームの現場では四国間と呼ばれる950モジュールが多いな、商家や農家住宅の場合は980モジュールもあるな、という印象です。

このモジュールの違いは、パーソナルスペースの感覚の違いにも影響していると思います。

ところで皆さん自分の大きさ、ご存じですか?

私は学生時代に測量の授業で自分の歩幅は何センチか、手のひらを広げた時の親指の先から小指の先までは何センチかを、平均値を出して測定した事がとても楽しくて、キリの良い数値だったため、今でも巻き尺を持っていない時やプライベートで出かけた時に、歩数で広さを測ったり、隙間の幅や家具の大きさの検討を手を当てて測ってみたりします。(特に測る必要のない時ばかりです。)

(歩幅は70㎝、手のひらは20㎝)

もともとフィートは足の大きさを基準とする身体尺であるように、自分の身体の部分を単位のひとつとして捉えると、身の回りの物や心地よい広さ感覚も掴みやすいかもしれません。

大工さんたち木造現場の職人さんが、尺寸で話すのも、よく使いぱっと感覚的に捉えやすい単位が尺でしみついているからですよね。私は毎回ミリ単位に換算しないと分からず、

大工さんは何て暗算が早いんだ、と尊敬していましたら、尺で初めから考えとるだけよ、と教えてくれました。

ダビンチではありませんが、自分の黄金比を考えてみたり、ご家族とお互いのパーソナルスケールを測ってみてはいかがでしょうか。

メートル換算せずとも自分単位を持っておくと、家具屋さん、お出かけ先の空間の見方も面白くなるかもです。

7月の見学会、ぜひスケール体感しにいらしてください。

パーソナルスペース広め 山口

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