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押入の新聞
2022/10/25
改修工事の現場の押し入れ。
築120年ほどの歴史の中で、築30年くらいの時に部分的に増築されています。
その当時の押し入れは、土壁の湿気を抑えるために、新聞紙が貼られることがよくあったそうで、ここには昭和3年の新聞紙が貼られていました。
94年前の愛媛新聞です。
記事も興味深いのですが、広告の挿し絵や文言が面白く、読み耽ってしまいました。（仕事せい）
どことなく、絵や広告欄の多いページを選定して貼られているところに、センスと当時の心の豊かさを感じたり。
施主さんとも、赤玉ポートワインの変わらぬデザインや、アンメルツ（虫さされ薬）のイラストの秀逸さに、話が弾みました。
↑三津（今は松山市）も温泉郡三津濱町
古いお家の現場は埃もかぶるし、アオダイショウと遭遇したりもしますが、こういった役得があり楽しいです。
山口
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