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デコリエ
2022/08/16
内装工事に使う左官塗り材の紹介です。
この度施工したお店は、もともとのコンクリート壁をそのまま現しでつかいました。
以前の借主さんが天井をOSB合板で仕上げていたり、塗装壁をDIYされていた事で残ったラフな雰囲気を活かしつつ、理容室らしい清潔感と落ち着きも出る仕上げにしようと、施主さんとコンセプトを話し合い、
受付のカウンターの腰壁はモルタルで行こうと決まりました。
でも、ただの薄塗りのモルタルではラフさとは違ったひび割れや剥がれの恐れがあります。
そこで今回採用したのかデコリエ(日本化成株式会社)という商品です。
薄塗り左官系磨き塗り材としてモールテックスも有名ですが、このカウンターは水廻りではない事と、磨いてピカピカにしたい場所ではなかったので、施工性や工程数の良さでこちらに。
下地は壁紙や塗装の時と同じ石膏ボードてOKです。
下塗りをし、乾燥させて、
上塗りします。
乾きが早い材料なので、黙々と左官屋さんが押さえていってくれました。少し粘り気が強いです。
コテむらを残したり、もっと光らせる事もできますが、今回はマットめに仕上げてもらいました。
顔料を混ぜれば色も様々にできます。
これからお店と共にどんな色変してくれるかも楽しみです。
スタッフ山口