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【耐震診断とインスペクション】
2023/11/08
耐震診断とインスペクション、家を調べるという点では似てるようで、でも違う役割の調査です。
耐震診断とは?
既存の建築物で旧耐震基準で設計されている物件を現行の構造基準(新耐震基準)で耐震性の有無を確認することです。構造や劣化具合を調べます。これは県が定める講習を受けて建築士が診断出来ます。
インスペクション(建物住宅状況調査)とは?
建物の基礎や外壁など構造耐力上主要な部分及び雨水の侵入を防止する部分に生じている劣化や不具合を調査します。これは国交省が定める講習を受けた建築士が診断出来ます。
中古物件を購入する前の判断材料として、購入後のリフォームの為にされる方が多いです。
先日はどちらもしたいというご依頼があり、山口・安倍で行ってきました。
基礎のクラック調査
小屋裏の雨漏り、筋交金物調査
基礎の配筋調査
コンクリート強度調査
他にも床のたわみや外壁クラック、白アリの調査を行います。
分担して調査し、約2時間程度です。
今回はしっかりとした図面が残っておりスムーズでしたが図面がない場合はもう少しお時間頂きます。
安倍めぐみ