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【医療用ケージの工夫】猫入院室
2024/05/23
新居浜市の動物病院。
医療機器の設置の際、オープン準備にお忙しい中、施主である院長先生から猫入院室のケージの仕様のお気に入りポイントを教えてもらいました。
4室のお部屋に見えるケージですが、隣り合う2室の間仕切りパネルは2枚のパネルを抜き差しできるようになっているそうです。
パネル同士の穴位置を合わせると通り抜けられ、
パネルの合わせ面を変えると、穴位置がずれるため通り抜けられないようになる仕様。
片方ずつ区画を清掃する時にも正面の扉を開ける事なく中で猫の移動をスムーズにできたり、2室をまとめて使えたり、間仕切りパネルも軽くて出し入れしやすく洗えるため、清掃性も高いのだそうです。
使う人(動物)や、管理する人のことを考えられた製品、ものづくり、それの良さを知りつくした方の視点、面白いです。
このケージ仕様の良いとこを、家電芸人くらい楽しそうに教えて下さる院長先生が、いつも動物のことを思った熱心なお仕事をされている事も伝わってきました。
山口