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【動物たちの言い分】
2023/05/23
小学生の娘の音読に付き合っていたら、
日高敏隆先生の名前がでてきたので、久しぶりに本棚から取り出しました。
仕事でも家でも、『動物』アンテナが高くなっているこの頃です。
この本をはじめに読んだ20代の当時は、純粋に動物たちの行動の理由や習性に驚かされたり、なるほどと思う楽しさがありました。
他の著書もユーモアがあってどれも面白かった記憶があるので、娘と一緒にどれか読みやすいものを改めて買いたいなと思います。
今回読み返してみると、これを書かれた時の日高さんは既に偉大な研究者であられるのに、若い時の自著をよみかえしているうち、これではいけない、まだまだ新しい研究をせねばと焦ったり、でも今はこうして静かにしていられてなんて楽なことか、と思ったりされているとあり、著者の『人間らしさ』が印象に残りました。
また、私は仕事のこういう時に犬的なパック(群れでの生活)のための発想してるなと思ったり、猫の母猫中心の子育てや、たぬきの夫婦関係などを読むと、人間の自分の習性と比べたりして楽しかったです。
建築も、使う人や動物、住む人の行動・習性をたどりながら組み立てていきますね。
なので計画中は施主さんへの質問が多くなります。
よしなにしといてや、と思う事もあるかもしれませんが、お付き合い宜しくお願いします。
読書感想文、夏休みの最後に詰め込みで書くタイプでした スタッフ山口
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